ビデオ用オペアンプTHS3201DBVTが思ったより早く入荷したので早速実験しました。
データ上の入力容量、抵抗からプローブに使えるかなと思っていましたが使い方が間違っていました。
入力には50Ω程度の低抵抗を繋ぐ必要が有りました。
従ってプローブの入力には使えず、2SK590の後に繋いでアンプとして実験しました。
590のプローブは20db位減衰するので20dbアップして見ました。
簡単にカッターでラインを作った物なので正しい特性か判りませんが10M~500Mまで590-3201総合で±4db位のF特でした。
低い周波数がゲインオーバーです。
また、入力抵抗を100Ωにしたので590の負荷が軽く成り高調波の特性が改善しました。
このオペアンプは1.25mmピッチと小さいですが、最低の外付け部品で済み中々広帯域で20dbのゲインを取っても500M以上の帯域が取れるようです。
帰還回路のインピーダンスに気を付けないとF特に影響が出て、VRで簡単にゲインを合わせようとしたが上手く行かずチップ抵抗を色々取り替えました。
F特の写真は一目盛10dbと5dbです。
JA3CVF/日高郡 森本 清
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2SK590-3201 F特 10dB |
2SK590-3201 F特 5dB |
590-3201 検出高調波 |
590-3201 検出出力 |
THS3201ユニット |
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