一度作って見たかったFETプローブを作って見ました。
J310と昔の2SK590のソースホロァーです。
J310の入力容量が5p位、2SK590はデータなし。
最初J310で作ったが思ったより特性がイマイチだったので色々試そうとまず2SK590で試した所先ず先ずの特性になった。
単純にインピーダンス変換位と思っていたが中々手強い。
周波数特性と歪による高調波の増加を調べました。
周波数特性は入力容量で、歪はFETの特性と電流に関係する様ですが、入力は-5dbm位でこれ以上に成ると悪化する。
低レベルでも10dbc位は悪化するので測定時はロスを含めて考慮する必要が有るようです。
J310は12mA、2SK590は15mA位が一番良かった。
負荷を軽くする(出力にシリーズに抵抗を入れる)と改善するがロスが増える。
低歪で、入力容量も1pで800M位まで使えるビデオ用のオペアンプTHS3201を注文したので入荷すれば試す予定です。
このオペアンプは100Mのリファレンスの分配器を作る為の物です。
500M位までなら検出レベルを合わせる事が出来るかも知れません。
写真は検出特性、高調波の状態、リターンロスブリッジの開放特性と開放端子にプローブを付けた時のリターンロス特性です。
2SK590の物は800M位まで50Ωラインには影響が無く、J310は特性が悪い。
JA3CVF/日高郡 森本 清
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-10dBm SG出力 |
-10dBm SG出力高調波 |
2SK590 検出 |
2SK590 FETプローブ出力 |
2SK590 プローブ |
2SK590 プローブ検出高調波 |
2SK590 リターンロス |
J310 検出 |
J310 プローブ |
J310 リターンロス |
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