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TS2000に外付けSメーター実験 de JA3CVF  森本 清 Feb/04/2014

AD8703を使ったパワー計でdbm直読の実験をしましたが、余り使う事がないので、TS2000のSメーターに応用出来ないかと試しました。
購入当初ケンウッドにIC910の様にSメーター用のアナログ電圧は出ていないかとメールしましたが、回答なしで諦めていました。
今回公開されている資料を参考に信号を取り出し、ログアンプで検出しました。
資料はプロック図だけなので内部を見ながら適当な所を探しました。
裏板を外すと受信基板が見えますが、両面に部品が付いていて目標としていた455Kの信号の取り出しは裏側に配線されていました。
フイルターの位置周辺で取り出せそうな所を見つけてFETのバッファーを介して信号を見ました。
FMモードで-10dbμv(-117dbm)~50dbμv(-67dbm)までの入力で入力と連動しました。
50dbμvで飽和気味と成ります。
他のモードではAGCが働くので変化は鈍く成ります。
最近DATVのサテライトテスターがdbμv表示でdbmより判り易いので今回dbμv直読にする事にしました。
TS2000の1.2GFMモードのS表示は-10dbμvで少し、0dbμvでS9位10dbμvでフルスケールに成りました。
20dbのダイナミックレンジで甘い表示です。
今回外付けにして-10~50の60dbのダイナミックレンジで方向合わせには十分と思います。
後はアナログメーターの表示ですが、IC910と同じ回路が使えそうです。
V-F変換も付けたいですね。
追試される方は自己責任で・・・。

AGC電圧は取り出せそうですが変化が反対で3V位から信号が強く成ると下がります。

FMモードでは最大感度で変化は有りません。

写真添付

JA3CVF/日高郡 森本 清