TopPage 西新潟クラブ 更新履歴 情報,資料 製作実験 通信実験 リンク(国内) リンク(国外)

DATV Sメーター改良 de JA3CVF 森本 清 Jan/28/2014

500Hz〜500M 1265Mのレベルが検出出来る様にして便利に使っていましたが、
500H〜500Mは殆ど使わないので、1.2G帯専用に変更しました。
1.2G専用で狭帯域(20M程度)にするとログアンプの入力回路で共振によりレベルアップが
出来るので、後のオペアンプのゲインを下げる事が出来−100dbm以下のレンジの
安定度が良く成るのではと実験しました。
データシートでは13.4dbアップと成っています。
外付け部品も入力の共振回路以外は電源のデカップリング回路のみですっきりしました。

また、1265Mより1280Mを使う事が多いのでピークを1280Mに合わせログアンプの
入力を120M付近にしました。
これで47Gトランスバーターの局発スプリアスの影響を今まで以上に軽減する事が出来ます。
トロイダルコイルでは微調整が難しいので片側のコンデンサーをトリマーにしました。

ログアンプ単体では広帯域の時は−80dbmが限界でしたが、
−90dbmまで綺麗に伸びました。
オペアンプのゲインも10db以上下げる事が出来安定度が増した様です。
また、−80dbmが最大でしたが、実際には−70dbmでも映像が出ないので
レンジを上側まで広げ−35dbmから−110dbmまで検出出来る様に6段階で
レンジが変わる様にオペアンプのゲインを合わせました。
これにより実践で使い易く成ったと思います。

JA3CVF/日高郡 森本 清