TopPage 西新潟クラブ 更新履歴 情報,資料 製作実験 通信実験 リンク(国内) リンク(国外)

135Gパワーアップ作戦 その3 de JA3CVF  森本 清 Dec/25/2013

ビームのずれの補正方法を色々考えていましたが、結局送信専用の放射器を単独で位置調整出来る様に変更しました。
これでビームのずれは殆ど無くなり水平方向のみの移動でロー、ハイ切り替えてもピークが取れる様に成りました。
逓倍器と33Gアンプを直接接続していましたが、20mm角アルミサイコロに約7mm×3.5mmの穴を開けてスタブを立てて実験しました。
20mmの所に5本2mmネジを付けて逓倍器へのドライブが増える様にバイアス用の抵抗の両端電圧を最大にしました。
5本の内3本は効いている様でドライブが増えこれ100KVRのバイアス調整でもピークの出る所が出て来て2db位出力が増えたようです。
逓倍器からのパイプの曲がりを出来るだけ緩やかに成る様に修正して見ました。
これがどの程度の効果が有ったか判りませんが、ロー、ハイの差は19~20dbに成り当初の目標に成りました。
DATV信号も20db ATTを入れてロー、ハイが同じレベルに成っています。
流石バラクター逓倍器です。

追記
実験途中から出力が時々下がる現象が出て逓倍器周辺を軽く叩くと変化し中々原因が掴めませんでした。
オフセットアンテナの場合逓倍器を斜め上向きに取り付けるので、パイプを調整している内に135Gの出力部分に銅パイプの削りかすが入り込んでいた様で逓倍器を下向きにして軽く揺すったら粉のような物が僅かに出て来てそれから安定して働いている様です。

写真3枚添付

JA3CVF/日高郡 森本 清

33G帯スタブ追加

パイプの曲がり修正

放射器の固定改造