先日のバラック配線から前に作っていたAD8307Aを使ったパワー計に組込ました。
光通信用のSメーターに使っていましたのでこの機能も生かせる様に切り替えスイッチを設けて500Hz〜500M弱用(−80dbm〜+5dbm)と1.265G±15M(−110dbm〜−70dbm)の検出計と成りました。 1.2G帯のメーター感度調整は現在VRでの連続可変なのでメーター目盛の校正は出来ていません。 フルスケール10db 4段階で−100〜−70dbmがカバー出来ないかと考えています。 サンノイズ等の検出に使うと空Sの補正が必要になるのでオペアンプ入力の片側にバイアスを掛ける様にしました。 OPA277ではオフセット調整ではカバー出来ないようです。 2個の多回転VRで疎と微調整用に分けて調整しやすくしました。 オペアンプのゲインに関係無い所で考える必要が有るのメーターの校正をする段階までに良い方法を考えなくては・・・ 12V入力で±5Vの絶縁型DC−DCコンNTA1205MCはICサイズでオペアンプを使うのに便利ですが、出力が安定化されていないようです。 無負荷で8V位少し流すと5Vに近くなりますが、±のバランスが完全でない。 両端10Vからオペアンプでセンターを出す方が完全かもしれませんが少し狂っていても使えているようです。 D−ATVではまだ使っていませんが、47Gトランスバーターに繋いでサンノイズを受けてみました。 IC910 FMモードでの受信と比べ物に成らない位生き良い良く振れました。 広帯域の威力の様です。 AD8307Aにはハイゲインログアンプと検波回路が入っていて便利に使えます。 何年か前は秋月で1500円でしたが、今は1000円に成っているようです。
JA3CVF/日高郡 森本 清
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