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パイロット信号発信器予備実験  de JA3CVF  森本 清 Feb/11/2010

12.8M原発のパイロット信号発信器に使っているDTCXOの調子が悪くなって周波数が揺らぐ。
また、24G帯信号が12.8Mから上手く出なかったので新しく作り直すことにして、予備実験をしました。
考え方は汎用の12.8M水晶発振器に10M OCXOでPLLロックし、各周波数用に逓倍する。
435.2M    12.8×34
1280M     12.8×100
2419.2M   12.8×189    12.8×63×3
5760M     12.8×450      12.8×45×10
10.240M   12.8×800      12.8×40×4×5
24012.8M  12.8×1876 12.8×67×28
47104M    12.8×3680  12.8×40×4×23

これを満足するには12.8Mを一度に67逓倍等奇数逓倍が必要になります。
40逓倍は順次逓倍していけば良く、今までこの方式でした。
5760M等は2048Mの子供で十分実用になっていましたが、24Gは駄目でした。

本命は40逓倍の512M 67逓倍の857.6Mです。
430Mは余り必要が無いので40逓倍〜67逓倍までフラットな逓倍回路が必要になります。
まずTR二石で12.8M発振、もう一つの水晶をフイルターに使って昔良く使った2SC1426で200mW程度まで増幅しました。
これをダイオードで逓倍するのですが、手持ちのダイオード色々試すが中々出てこない。

その中で比較的可能性の高いダイオードを見つけた。型名イマイチ良く判らない。1SS104の様な気がするが・・・
色々試行錯誤して動作原理は?ながら4本使った回路が一番良かった。
これは2本をアンチパラレルにつないだ2組を倍電圧回路の様に接続した。
写真はMMICで増幅した500M〜900Mの信号ですが、MMICの利得を多くすると奇数倍、偶数倍のバランスが悪くなるが、
この後個別に同調増幅回路を通すと目的の信号が得られそうです。
写真3枚添付

堺市 JA3CVF 森本 清