Eベントの導波管とフレキシブル導波管を使い象の鼻作成銅パイプを叩き「角丸変換の先がVE4MAタイプホーン」マッチングセクションを途中入れています
Feedを後ろから見ました サンノイズでFeed位置を決めています。
<月追尾>
そして本日小雨の中月追尾中、後ろの箱TRV・コントロール部分は新規製作し小型軽量化予定です
雲台部分にあるのが新調達の経緯台、EL/AZ ノブ回転で分単位の細かな調整可能(荒井さんTNX)この部分ギア保護の為クラッチ?で制御、少し強い力でロックが外れます。
(ガクンとこれ結構困りもの)前部のブルー丸ゴムで引っ張っり、40度以上急勾配なEL時バランス取り用です。
月に向けELを合わせ、AZを回すと見えない月捕捉、ムーンノイズ計測0.7dBと予想より良好!(雨天)
サンノイズは7.2dBでした(IC910表示周波数は10GHzのIF1262MHz)
*FEED直結にLNAを置かず導波管で引きその後WG‐RY→LNAですがそこそこ使えそうです。
10368.024KHzの10GHzビーコンDL0SHFを受信、この頃は雨足もやや強くなりドタバタで計測
38万Km往復の信号は綺麗な音でCW-IDが聞こえ、JTモード(QRA64D)も難なく-14でデコードしました。
(JT画面は前回5GHzでJF3HUC高橋さんとテストデータが残っていますが受信周波数は10.368MHzです)
今回10GHz受信周波数はIC910(PCのサウンド特性?)AF帯域がフラットでなく、本来1000Hzで受信する所を
画面の様に422Hzにずらし受信しています。
この時DL0SHFとのミューチアルドプラー周波数は-
5978Hzです
10368,024KHz-
5.978-
0.578=
10.368,017.444KHz
上のIC910の表示周波数をご覧下さい計算結果と同じです。
*雨が強くなりエコーテストが出来ませんでした。
しかし上記結果から一般局とJTでは100%、CWでも条件が良ければ十分に交信可能と感じます。
*この10GHz受信トライは局発周波数を変更する事によりそのままお手持ちのトランスバーターで
受信する事が可能です。
10368MHz(海外周波数)、10450MHz(JA国内周波数)を切り替えて使い分けるにも
「複数の周波数を持つ事が出来るSolilock」の使用が便利でお勧めいたします。
*今日の受信トライは月距離38.7万Kmと決して近く条件の良い月ではありませんが、
こんなに小さな設備でも十分に遊べそうです
なお、5GHzでのトライやDishの作り方などは今週のマイクロウェーブミーティング、
プログレスレポートに掲載されています。
皆様も手持ちの大きめのDish(90㎝で十分か)と周波数を拡大したTRVで是非
トライなさって見ては・・・
De JA1WQF 笠井