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24GHz VE4MAタイプFEEDの製作 JA1WQF 笠井三男  Sep/01/2013 

<24GHz VE4MAタイプFEEDの製作> 2013年8月31日 JA1WQF笠井三男

EME目的で現在使用のDishに合わせるべく24GHzフィードを多数作りました。
ふと考えるとフィードホーンの製作記事はあまり見ないことに気が付き、当然地上波通信にもFBな成果が出ることと思いますのでUPさせて頂きました。

今回はお近くのホームセンターで入手出来る材料を使用した「誰にでも出来る」低コストで高性能な物の紹介です。

ここに上げたものは24GHz用ですが10GHz、5GHzもアレンジして作る事ができますので是非チャレンジなさってください。
*今回も細かな事は書きません、考えご自分でお調べ下さい。これも楽しみと考えます。

1)材料集め ’写真訂正 1)12mmは12.7mm、4)22mmジョイントは12.7mmジョイントの間違い)
 


2)こんな感じで作りましょう
ポイントは22mmキャップの中央に12.7mmの穴を開け、半分に切った12.7mmジョイントを半田付けする事。
以下 導波管給電しない(同軸給電)場合不要 12.7mmパイプにテーパーに削った木の丸棒を入れ、ハンマーで成形。真鍮板に対応導波管の穴を開け半田付け。
 


同軸(セミリジット)の場合は簡単、SMAコネクターでプローブを作り、
定位置に半田付け(長さや位置はご自分で調査!)出来上がったら12.7mmキャップで蓋して半田。
パイプの長さですか???意地悪しませんHi37mmは作りにくいので62mmが適当と思います。
このままパイプを曲げ「象の鼻」にすれば最高! 
 


半田付けはいつものように「ホットプレート」が便利、リサイクルショップで500円以下!
それと今回パイプカッターが必要です、これも用意してください。 
 


出来上がったリングに固定用の2.6mmビスを(ナット半田付け)
<重要>実は22mmキャップは深すぎ!5.3mmになるようにペーパーで削り。
 
 


 3)そして完成!綺麗でしょう

「形が悪ければ必ず性能は良くない」と私は思います。
穴あけから完成まで流れを考え、例えば配線ひとつ、半田付けに関しても納得できる状態で・・・・・・・・・なんてね!でも、いつもそうあるべきと考えていますよ

あっ!設定と調整ですね・・・まずリングを付けないでDishの焦点付近にFeedを設置し調整、そしてリングを前後し調整、さらにFeed位置調整のくり返しです。
信号源は省エネ、太陽でOKです。
<おまけ>
今回22mmのキャップを使いましたが、22mmパイプも同ホームセンターにあります、これも買いましょう10GHzにピッタリなのです・・・・・・


De JA1WQF 笠井三男