こんにちは
無手勝流で始めましたマイクロウェーブEMEですが、10GHzまでは なんとかセルフエコーを確認し、それぞれ交信に至りました。
<偏波面> 11月6日にW5LUA Alとも交信でき「遊びはまだまだある」と感じています。
実は10GHz以上のマイクロW EMEではファラデーローテーションを無視できると言う事で、
多くの局が直線偏波を使用しています。 慣例でEUは垂直偏波、Wは水平の取り決めが有るようです。
JA=Wは偏波面を変えなければQSOは難しいと言われており、私は水平偏波ですが、
実は垂直か65度が理想と言うか「決まり」のようです。
しかしいつもの「えいや!で水平偏波のまま」トライしまいしましたら、
簡単にQSO出来ちゃいました(済みません!)このれらの件はいずれ・・・・。
<ドップラースミア> このQSOでも大いに気になったのが信号のスペクトラム拡散です。 実際に受信した場合10GHz(5GHz)のEMEは受信信号周波数の拡散が大きく 今回のW5LUAとの交信に関しましても「信号強度」はそこそこ強いのですが 了解度が低下します。(Sメーターはピョコピョコ振りました)
*丁度マイクロWの皆さんのお楽しみの一つ「レインスキャッター」的な音で聞えてきます。
上の偏波面理論?とともにこのドップラースミアに関しての定説があり
今回試してみました結果をレポートさせて頂きます。
*アバウト マイクロW
(今回10GHzEME)で超大型Doshを除き、私達の電波は月面の ほぼ全体から反射されるそうです。 それが下のように月外周部分の視覚速度の違いで発生するのだそうです。 ↓ 月AZ <<月EL>> 地球との距離(それぞれ約です) MP3添付1
191 56 375,100Km MP3添付2 239
38 375,800Km MP3添付3 257 20
377,000Km 添付1は南中をやや過ぎた本日11月9日で月が一番高い頃 添付2は測定半分仰角の38度の頃 添付3は設置場所位置条件で低仰角に所
(聞きやすい音になりつつ・・)
言われている様に信号の拡散が段々低くなって行く事がわかります。 実際の交信を何処の位置でするかは、交信相手の位置ロケーションにより 自由に決めることが出来ませんが、ドップラースミアの他にいくつか条件が ある事も推測できますね・・・・。
◎こ面倒臭い事より、是非10.45GHzのEME信号を感覚的にお聞き下さい。 CWの慣れで私には3つ共に了解度5の信号ですが 雑音に聞えますでしょうか?
11月は10GHzで遊び12月に24GHz
EMEにセッティング予定です。
JA1WQF 笠井
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