<5GHz帯 CP Feedの製作その1>
2012年7月12日 JA1WQF 笠井三男
V・U・.SHF帯で私達アマチュアが送受する電波の偏波面は地上波通信の場合垂直偏波が多いようです。
しかし水平偏波や円偏波も使われており、中でも円偏波は衛星通信やEME通信などに良く使用されています。
このCP Feedの原理は下Webが大変分かりやすく、私達アマチュアにも適した解説と思います。
(他にもとても興味深い事の記載あり)
どうですか・・・こんなにすばらしく不思議で面白い物が私達でも簡単に作る事ができちゃいます。
◎資料を読むだけではつまらないですね、理解し(しようと努力も含むHi)作り、日常の交信に使いましょう。
セプタムフィードと言いますとOK1DFCで有名な角型のものが多く、大きさから1200MHz帯以上で良く使われています
5GHzまでの円偏波局を直線偏波で聞き比べますと「雲泥の差」が出ます。
しかし、EME通信においてはある理由で10GHz、24GHzはリニアーポールが依然として世界的に主流です。
私も1200Mhz帯と5GHz帯はOK1DFCタイプ角型セプタムFeed使用中です。
今回新たに5760MHz用WD5AGOデザインの丸型CP
Feed(Circle
Polarizer)を製作、自身少しだけ工夫変更
した部分や、周りに在る材料で作りました関係でサイズスペックを多少変更しています。
日本のアマチュアが書かれた通称セプタムフィードの製作記事は有りましたっけ?あまり見かけたことが有りません
ので今回材料切断から一連の作業をレポートいたします。
えいやっ!の部分も有り、オリジナルの性能と必ずしも同一では無いと思いますが測定結果はマズマズのようです。
1)材料
42.7パイ鉄管(DIYの店で2m700円位) 正式には41.3パイ1.5mm厚の銅パイプが良い(私は取り寄せ面倒&高価)
0.5mm銅板 リング部分用材料
1.0mm銅板 セプタム部分用材料
4mm 銅パイプ プローブ材料
SMA-F、N-F コネクター各1(ステン材でないもの)
その他。