TopPage 西新潟クラブ 更新履歴 情報,資料 製作実験 通信実験 リンク(国内) リンク(国外)

10Ghzシステム完成 2011年7月13日 JA1WQF 笠井三男
<10Ghzシステム完成>                   2011年7月13日 JA1WQF 笠井三男
 
 皆様お暑うございます!私めはこの暑さにめげず、計画に遅れ気味の10Ghzセットを何とか調整し完成致しました
ので報告させて頂きます。
 これにて10Ghzの部は終了し、次は90%出来ている5Ghzに戻るか24Ghzにするか思案中です。
あらためまして10Ghz全体の構成をUPさせていただきます、きっと何時か皆様方の参考程度にはなるのではないかとは
連日の作業で半熱射病的な私個人の考えでしょうか?

1)FEEDと焦点に設置の導波管切り替え機、LNAと周辺
<写真A>                                 
 10GhzVE4MAタイプのホーンです、DIYのお店で材料は全て
揃いますし、製作も比較的簡単です皆様もどうぞ!
楽しく、お勉強も少々、さらに性能も市販のものより断然・・・・
そして、安価にできます。楽しいですよ!
これは導波管用ですが、同軸出力にするもの簡単です。



<写真B>
右のFeedを導波管切り替え機に「じかに」取り付けた
例です。ポート1,2,3には、それぞれLNA直結
各OFF時のダミー、PA送信導波管が繫がっています。

SAMコネクターを介さない、すべて導波管直結LNAは
期待通り好調です!!


2)PA BOXとBOX設置廻り
<写真C>
調整などで前回報告済のPAならびにTRV、PLLを半防水BOX
に入れ込みました。
ウトドアで再調整、所定の出力を確認。PAの同軸出力を
導波管変換、自作トラジューを介しフレキシブル導波管で外へ。



<写真D>
大分「はしょり」ましたが、PABOX設置全体写真です。
今年は海には行きません!私にはこれでじゅうぶんです。


3)PAまわりとアクチュエーター
<写真E>
この2.4mDishはアマチュアにはあまり評判が芳しくない物と
聞いています、そんなことはありません、使い方次第、補正次第で
充分に使えます。このジャンクが見つかりましたら確保を勧めます。
PAのセットとDjsh後方写真

<写真F>
拡大した写真、Dish取りつけとPA,アクチュエーターの
関係が良く分かると思います。
左写真にもあります「U」型のカウンターウェイトは
1個約12kgの耕運機などの錘ジャンク!オークション
 はアマ無線だけ見てはだめ!!4ヶ(約50Kg 1Kなり)



4)FEEDと自己紹介?
<写真G>
実は今回写真のセンターフィードではなく「カセグレン」で10Ghz
24Ghzを予定していました・・・・・
 準備は終えていたのですが、何となく「面倒」と直感。
正解でした(と思う)。この方式でも調整に大きく時間がかかり
なおかつ「絶対」とは言い切れないまま「まっいいか」です。
 Dish調整「おおまか」ではない1dbを追い込む作業は大変!!
Feed位置、角度、リング、簡単そうでなかなかです・・・・・
基準とした太陽(サンノイズ)は数分ではありません、数十秒で
動いて行きます、太陽の動きは早い!!人生は短いかも?



<写真H>
なかなか調整が大変・・・・・は下の写真をご覧
下さい。この○○暑い時に、毎日毎日の結果、顔は
歯しか確認できなくなり、さらに不気味な
「がはは!!」です!!
いかにDishの追い込みが困難かを物語ります。
良い子の皆様は、夏の暑い時にこの様な作業を
慎む事を強くお進め致します。



 ここ中国も大変暑いです、皆様も健康管理によりお気をつけ頂きますように。
 
JA1WQF 笠井@上海