何回かお邪魔写真を送りました1296Mhzセプタムフィードの調整が終わり現在
仮設置で3.7mと小さいなりの回転機構やバランスを含めました最終調整を行っています。
簡単な測定結果が出ましたので皆様何かの参考程度にはなるのでは・・・と思い
報告いたします。(この種のレポートはあまりなく、また好結果でしたのでぜひお試し下さい)
1)今回測定セプタム1296Mhzスカラーリング付き
2)送信側ポールSWR測定 1296付近で1.04 帯域内問題なし
3)受信側ポールSWR測定 1296付近で1.02 帯域内問題なし
これアンリツのアナライザーですが屋外、設置ANTのすぐ側で測定でき非常に便利です。
3)アイソレーション TXに+28.02dbm,RXに-2.02dbm 30db強で十分です。
厳しく見ても28db以上は有ると思います。
両パワーメーターを校正(表示を同じに)してからの測定でおおよそ合っている値と思います。
同じ筐体の中の送信、受信ポールでこれ程アイソレーションが取れるとは驚きですね!!
4)アイソレーション測定環境、それぞれ比較確認をしています。
5)今回の失敗例
最初に確認後、風雨対策に写真のアクリル板をホーン開口部に貼り付けを致しましたが
SWRはそれぞれ落ちますが、アイソレーション(受信ポールへの戻り)が8db近く悪化
原因はこのアクリル板でした。
上記は取り外した後の測定結果です。
憶測で性能を考えても意味はあまりなく(いますよね・・・Hi)比較が一番私には分りやすいです。
先日仮設置状態で受信のみテスト、タワーの8X35EL(例の72本エレメント)と聞き比べましたが・・・・・
雲泥の差とはこの事か!?と言うくらいに差が出ます。
八木の公称利得は今回の3.7mDishとほぼ同等の31dbiですが、円偏波対直線(垂直)偏波
の差??その他の条件を考えてみても予測以上のものを感じました。
直線偏波に「相性のとびきり悪い」某VK局は、当日同時受信八木-23db、対し何と-14db音入りで
聞こえてくるには、まさに驚きでした。(当日強雨の影響もあると思います・・多列八木対ホーン)
先日の23cmコンテストでJA数局の(多分出ていた局の多く、超Big
gunではありません)CW信号が
楽にコピーできるようになりました。
いま暫くはリスニングに専念ですが、これも楽しみです。
帰国後比較写真をできればUPさせて頂きます。
◎ループや八木と「ひと味」違います、製作はそれ程難しくはありません皆様も是非お試し下さい。
PS.協賛頂きました上海クラブ局EME開局ですがEXPOの関連でいろいろと厳しい現状で、1296Mhz
など新しく無線器材を持ち込みは避けた方が良さそうす。
11月以降か、すでにPAほか持ち込み430Mhzのみの開局か(これも厳しい?)打ち合わせ中です。
JA1WQF@上海
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