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輻射パターン測定装置 de JA1ODA  横山 公一 Jul/14/2015
皆さん

77GHz用Dual Mode Hornを試作しております。輻射パターンを記録
するためにSAをZero Spanで受信Level測定とし、外部掃引にてHorn
の回転角をSAのHOR位置に対応させるパターン測定装置を作りました。

回転台は測量用のレーザーを乗せる物で、故JA1UQP堤さんの遺品です。
この軸にボリュームを取り付け、電圧変化をOP Ampで処理し回転角
+/- 125°をDPMで表示。また別回路で+/- 5Vを作りSAの外部掃引信号
としております。

SAのHORは25°/ divの設定です。掃引はRamp電圧の必要はなく、手回し
の不定スピードでOKです。これで今までより格段に測定が楽になりました。

SAはTEK 2782ですがWR28 MixerなのでConv. Lossが多くてRBW 100kHzだと
ダイナミックレンジ30dB程です。送信側はシンセでOMLのミリ波モジュール
をドライブしてOut 10mW。これに18dBiの標準Hornで放射しております。

写真の通りHornとExt Mixerを回転台に乗せてクリップで固定。90°回転させて
H面、E面を測定します。

de JA1ODA  横山 公一  さいたま市浦和区