24G遠距離通信にトライ   JA9BE 森

 さる5月31日19時頃JA0BNK(坂上さん)から、
6月1日(日)早朝24Gを持って新潟県の米山に登るとの連絡が、
JH9CFT(長谷さん)に入りました。 私は当日午後に結婚式の予定が有り、
このSKEDには残念ながら参加出来ないはずでしたが、
2時間くらいなら何とか時間が取れそうになり、高岡市二上山へ移動しました。
JH9CFTは6:00頃から、石川県境の医王山(三千坊)からトライしておりましたが、
新潟県境の黒姫山や白鳥山に邪魔されて米山と連絡が取れないとのことでした。
ところが、二上山からは430のハンディ(ロ−パワ)で57/8で連絡が取れお天気も上々、
これなら先回(名立−二上山)同様簡単に24GのQSOが出来そうな雰囲気で、
8時過ぎには設営を完了しました。JH9CFTは急遽小矢部市の稲葉山へ移動地を
変更することになりました。しかしこの後430は51/3とCONDXが急激に下がりました。
24Gでのトライを始めたのはよいのですが、パラボラの方向を微調しながら周波数の
微調といった大変な作業です。米山と富山(約143Km)の双方で送受を繰り返しますがNG。
半分諦め気分で親機(FT−104)の周波数を大幅に変化させていたところ
9:00頃突如55/6でFBに受信できました。
早速送信に移りリポ−トを送りスタンバイしましたが応答が有りません。
430で再度の送信依頼が有り、何回か送受信を繰り返しましたが
富山側(二上山/稲葉山)では受信出来るのですが、米山では受信出来ずでそのうちCONDXがダウン。
10:00頃再び52/3で入感したのでお互いにアンテナ方向を微調しますが、
入感時間が短く残念ながらONE WAYに終わりました。アンテナを再調整し、
この経験を活かし近いうちに再びトライすることにしました。

反省点  周波数の変動が大きいので、いずれか片方の局は、親機にオ−ルモ−ド機を
使用すべきで、止むを得ずハンディ機を使用する場合は、
周波数ステップが 5KHzのものを使用したほうが良いと思います。
また、遠距離での実験にはビ−コン送出装置が必須と思われます。


24GHz移動実験 de JA9BE

鳥海山−医王山の伝搬実験に備えて、19日(土曜日)午後新潟県名立町へ移動して
JA0BNK坂上さんと合流、富山県二上山移動のJH9CFT長谷さんと
アンテナの調整と性能テストを行なうことにしましたが、
CONDXが良すぎて(?)アンテナの調整を充分行うことが出来ませんでした。

先ずJH9CFT(自宅)とJA0BNKは、アンテナ方向確認のため14:30頃10GでQSO。
(いとも簡単に59++/59++で) 私は、高速経由で15:00頃名立に到着、
直ちに24Gを設営しJA0BNKと一緒に、名立と伏木で相互に送受信を繰り返しますがNG。 
親機をFT−104からIC−1271に取り替えSSBモ−ドで受信してみましたが
ビ−トすら受信できませんので、JH9CFTが二上山へ移動することになりました。 
15:30頃から名立と二上山で、再びアンテナ方向を微調整しながら、
相互で送受信を繰り返すしますがNG。
二人して"おかしいね"を繰り返しながらダイヤルを回していましたら、
15:50頃周期の早いQSBを伴いながらJH9CFT/9のビ−コンが受信できました。 
しかし信号が弱くビ−コンの停波時間が長いので受信困難な状態が続きましたが、
そのうち信号が少しづつ強くなり、QSBの周期もゆるやかになり、
16:00頃にはQSBは有るもののピ−クでは59++/59++でのQSOが出来るようになりました。
すぐ隣のJA0BNKの信号(59+)より、JH9CFTの信号(59++)が強く入っておりました。  
今回は、お互いに電源がしっかりしていたせいか、周波数の変動も少なかったようです。 
最後に10GのQSOを行いましたが、59++/59++で、パラボラを左右に30度位振っても
59++で受信できました。(最近は、100−200Km位は、10GでQSO出来るのが
当然 のように思われる状態ですHI HI。 RIGやANTは変わってい ないので、
マイクロ波帯のCONDXが良くなってきたのでしょう か?)


           SHF帯運用メモ                   JA9BE
 
日本海方面各地の移動運用局と10GでのQSOを期待してさる8月1日(金)夕方から2日(土)夕方まで、
富山県小矢部市稲葉山(346.9m)へ移動しました。(3日までの予定で出かけましたが、
暑さのためにダウンです HI)  7および8エリア方面はCONDX悪く1200でも連絡取れず残念ながらNG。
香川県内移動のJH5JXB/5川西さんとは2400FMで55/51でQSO出来たものの、CONDX不良でNG。
岡山県朝鍋鷲ケ山(1078m 稲葉山から約344Km)移動のJA4UBW/4藤原さんのグル−プとは、
2400FMの信号を目安にして、先ず富山県側から10.1Gでビ−コンを送信、
つぎは岡山県側から送信を、長時間にわたり繰り返しながらトライしQSOに成功しました。
つぎの機会にはCWやATVの日本記録にトライしたいと思っております。 
5600はいとも簡単に59+/59+で、ATVがやれる程に強力でした。  
新潟県米山(993m 約159Km)移動のJA0BNK/0坂上さんとは59/59でした。
JH9CFT長谷さんは自宅3階の窓から59+/59+で長時間にわたり、FBなQSOが出来た由。
石川県白山(2702m 約59Km)移動のJA9ABA/9山下さんとは5600では59+/59+でしたが、
10.1Gではどういう訳か55/55でした。


稲葉山の天候  晴 気温30度 湿度85%
JA9BEの装備 5600 マキUTV−5600 + FT−104  60cm Dish 
10.1G マキUTV−10 + IC−1271   30cm Dish
AUG 1  17:54 5600FM   JA4UBW/4 59+ 59+      
17:56 5600FM   JJ4KXR/4 59+ 59+      
17:57 5600FM   JJ4NDD/4 59+ 59+      
18:36 10.1GFM  JA4UBW/4 55  55      
18:38 10.1GFM  JJ4KXR/4 55  55      
18:39 10.1GFM  JJ4NDD/4 55  55
AUG 2  10:30 10.1GFM  JA0BNK/0 59  59      
11:13 5600FM   JA9ABA/9 59+ 59+      
11:37 10.1GFM  JA9ABA/9 55  55      
14:35 10.1GSSB JA4UBW/4 53  53      
17:00 10.1GSSB JE4GSK/4 54  54      
17:01 10.1GSSB JG4VXI/4 54  54      
17:03 10.1GSSB JJ4KXR/4 54  54      
17:04 10.1GSSB JJ4NDD/4 54  54      
17:06 10.1GSSB JA4UBW/4 54  54